今を生きる人々に忍び寄る影。うつ病には抗うつ剤

心の病

世界中で多くの人が苦しんでいる心の疾患があります。

その疾患は「うつ病」です。世界保健機構(WHO)の調査によると、全世界でうつ病を発症している患者数は3億5000万人以上にも上り、世界人口のおよそ5%にあたる人たちがうつ病を発症していると発表されました。 そして日本人のうつ病発症率は300万人〜400万人いると言われアジア圏内で最も低く、世界的に見ても非常に発症率が少ないとなっています。 しかしこの数字は、心療内科や精神科などの医療機関でうつ病の治療を受けている人口になりますので、症状はあるが治療を受けて居ない人などを含めると実際の患者数は3倍に上ると言われています。 世界的に見てもうつ病発症率の低い日本人ですが、年々うつ病を発症している人が増えているのも事実です。

それではうつ病の症状や治療方法などについて見ていきます。

うつ病の症状は、憂うつ感、無気力、無感動、悲しい、寂しい、不安、焦り、睡眠障害、食欲不振、今まで好きだったことに興味がなくなる、身だしなみに気を使わなくなる、誰と話してもつまらない、思考力の低下、判断力の低下、性欲減退、死にたくなる、胃部不快感、下痢、便秘、体の痛み、疲労感、耳鳴り、めまいなど精神と身体に様々な症状があらわれます。 うつ病の治療は心療内科や精神科にて抗うつ剤による薬物治療が中心となります。 抗うつ剤は、うつ病の治療に非常に有効です。多くの抗うつ剤は即効性がなく、服用してから1週間から2週間で効果があらわれます。 そして抗うつ剤も他の薬と同じように副作用があります。主に眠気、倦怠感、口の渇き、便秘などです。しかし薬を飲んでいるうちに体が薬に慣れ、副作用は消えていきます。